Q1.：ペレットストーブってどんなストーブですか？ Q2.：一般の家庭でも使えますか？ Q3.：煙突は必要ですか？ Q4.：床や壁面の補強は必要ですか？ Q5.：燃料費はどれくらいかかりますか？ Q6.：ストーブの消費電力は？ Q7.：薪や炭など他の燃料は燃やせますか？ Q8.：灰はどれくらい出ますか？ Q9.：ストーブのメンテナンスはどうなりますか？ Q10.：煙突掃除は必要ですか？ Q11.：ペレットの種類は？ Q12.：インターネットなどで安価な輸入ペレットが販売されていますが？ Q13.：ペレットの保管方法は？

森林内の間伐材や製材工場等から出る端材及び樹皮等を粉砕したオガ粉を円柱形に固めたペレットを燃料とするストーブです。 地球温暖化を防止し、環境にやさしいストーブとして、また炎が見えることからインテリアとしても注目されるストーブです。

一戸建ての住宅の場合、ほぼ設置可能です。 特有な条件により設置不可能な場合もありますので、設置前には必ず設置場所を拝見させていただきます。

大部分のペレットストーブは、FF式ストーブのため、排気筒の設置のみ簡易な工事となりますが、機種や設置場所によっては排気筒の立ち上げ、煙突工事が必要となるものもありますので、お問い合わせください。

床については、ほとんどのペレットストーブは本体重量60〜100kg、燃料を満タンに入れても総重量100〜150kgですので、基本的には補強する必要はありません。 壁面については、ほとんどのストーブが温風、輻射、対流の３つの方式で部屋を暖める仕組みになっているため、壁から左右・背面とも１５ｃｍ程度離して設置します。 ただし、ストーブの近くにはカーテンなどの可燃物を置かないよう気をつけて下さい。 設置場所や住宅条件、お客様のご希望に応じてアドバイスさせていただきますので、詳しくはご相談ください。

ストーブの種類、燃焼方法により違いますが、ペレットの消費量は１時間約500g〜1ｋｇが目安です。ペレット1袋（10kg）が600円ですので、１日10時間燃焼した場合、1日の燃料費は300円〜600円程度といえます。 ただし、1日の燃焼時間については、設置場所や気候により大きな違いがあります。

ストーブの機種にもよりますが、一般的には運転時60〜100W 、点火時にはヒーターが必要となるため200〜450W となります。

取り扱いストーブの中ではクラフトマンをのぞき、ペレット以外の燃料は燃やせません。

ペレットストーブから出る灰については、ストーブの種類や燃焼方法によって違いはありますが、薪ストーブに比べるとはるかに少ない量です。 木質燃料から出た灰のため、自宅敷地内の畑等に肥料としてまくことも可能です。

日々のメンテナンスについては、燃焼室内の壁面やガラスに付着する煤、燃焼皿に残った灰の清掃をしたほうが、快適にお使いいただけます。 シーズンオフ時には、排気筒内の清掃やストーブ全体の清掃・チェックが必要となります。 専門家によるメンテナンスをお勧めします。

シーズン中は特に必要ありません。 シーズン終了時には、簡単な掃除は行ってください。

樹皮を原料として作られたバークペレット、幹部を原料としたホワイトペレットと、樹皮・幹部が混ざった全木ペレットの３種類があります。 ストーブによっては、バークペレットが使えない機種もありますので、ご注意ください。 ナチュラル・フレイムでは、上伊那森林組合の全木ペレット（ピュア1号）を中心に扱っています 。

遠く海外から運ばれてくるペレット燃料を使うのは、身近な森林からでてくる木質エネルギーを再利用するというペレット燃料の地産地消の目的からはずれています。 出来るかぎり近くで製造されたペレット燃料を使いたいものです。

基本的には、湿度の高い所や雨にさらされる所での保管はお勧めできません。 倉庫や物置などが最適ですが、下に台などを置いて直接ペレットの袋が土や床などに接しないようにしてください。

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